雑草対策のススメ

RECOMMEND

抜いても抜いてもすぐに生えてくる
しぶとい雑草問題解決しませんか?

毎年生えてくる雑草を、腰を痛めつつ
頑張って草抜きしても、その数週間後に
また生えてくる終わりなき戦い。
雑草は生命力と繁殖力が非常に強く、
抜いても、枯らしてもまたすぐに復活します。
しかし、正しい雑草対策をすれば
庭の手入れは格段に楽になります。
キリがない雑草問題にそろそろ終止符を打ちましょう。
終わりなき雑草問題から解放されるために
各種対策方法の特徴やポイントを解説していきます。

まずは雑草を知ろう!雑草の生えてくる四大条件

雑草と呼ばれる植物は、シロツメクサ、タンポポ、ナズナ、ハコベなど種類が様々ですが、「植物の種」「水」「日光」「土または埃」の4つの条件が揃うと発芽し、生育します。雑草は生命力が非常に強く、生育すると地中深いところまで根を張り、どんどん広がってしまいます。これらの条件を満たさないようにするのが、雑草対策においてとても重要になります。

シロツメクサ

シロツメクサ

ナズナ

ナズナ

ハコベ

ハコベ

ドクダミ

ドクダミ

日光・植物の種・土・埃・水

雑草対策の種類

ここではどのような雑草対策があるのかを解説していきます。自分でできるものから、業者に依頼するものまでありますので、今の庭の雑草の状態を考えながら一読してください。

草むしり・草刈り

草むしり・草刈り

効果

メリット

軍手や鎌等の最低限の道具で行えるため、自分で作業すると安価。

費用

デメリット

時間や体への負担が大きく、根が残るとすぐ生えてくる。

草むしり・草刈りには時間や体力が必要ですが、雑草の生えている範囲が狭かったり、数が多くない場合は向いています。根を残してしまうとすぐにまた生えてきてしまうので、根ごと引き抜くことが必要です。業者に依頼する事も可能ですが、草むしりや草刈りを行う時期は暖かくなり始める梅雨時期と、雑草が成長を止めて枯れ始める9月頃の2度ほど依頼することになります。

除草剤

除草剤

効果

メリット

撒くだけなので簡単で、除草剤もホームセンターで入手できる。

費用

デメリット

根は対策できても、植物の種が飛んでくるとまた生えてしまう。

除草剤は雑草に散布すると、除草剤の成分が土に染み、雑草の根が成分を吸収することによって雑草を徐々に枯らしていきます。除草剤を撒くだけなので簡単で、ホームセンターなどで売られていますが、生物に悪影響を及ぼすもののため、ペットや子供がいる家では使い方に注意が必要です。除草剤を摂取して肝・腎機障害が起こることを「除草剤中毒」として注意喚起している動物病院もあります。

防草シート

防草シート

効果

メリット

日光を遮るため雑草が生えにくくなる。

費用

デメリット

隙間から雑草が生えてきてしまうことがある。

繊維状のものと、厚手の不織布のものがあり、網目から雑草が出てきにくい不織布の方がおすすめです。草むしりや除草剤より防草効果が高いものの、日光によって劣化するため数年で交換が必要になります。防草シート自体はホームセンターでも売っているため個人で行うことも可能ですが、作業が甘く、隙間ができてしまったりすると雑草が生えてきてしまうことも。岐阜防草屋で行うの場合は一般的な防草シートではなく、耐光性に優れた暴露シートを使用して施工しています。

砂利敷き(防草シート+砂利仕上げ)

砂利敷き(防草シート+砂利仕上げ)

効果

メリット

日光を遮るため雑草が生えにくく、防草シートより長持ち。

費用

デメリット

DIYには向かないため業者に頼む必要があるため費用が嵩む。

防草シートの上に砂利を敷くことで、防草シートの劣化の原因となる直射日光を避けれるため、防草シートが長持ちします。ただし、落ち葉が多い環境では砂利の間に落ち葉が入り込んで掃除が大変なため、砂利を敷く場所は周りの環境を見てから施工を決めるのがおすすめです。砂利はホームセンターでも売っていますが、1㎡あたり60kgが必要になるため、DIYには向きません。

人工芝

人工芝

効果

メリット

年中鮮やかな緑の庭を楽しめるようになる。

費用

デメリット

地面の処理が甘いと隙間から雑草が生えてしまうことも。

防草シートの上に人工芝を敷くことで、年中鮮やかな緑色が楽しむことができます。耐久年数は10年程になりますが、水捌けが良いためペットや子供の遊び場としても活用できますが、耐熱性ではないためBBQをするには向きません。ホームセンターで人工芝は売られていますが、下地になる地面の処理が必要になるため、ぼこぼこの地面だと人工芝の仕上がりもぼこぼこになってしまいます。また、処理が甘いと人工芝の隙間から雑草が生えてきてしまいます。

コンクリート

コンクリート

効果

メリット

雑草がほとんど生えてこなくなる。

費用

デメリット

殺風景になりがちで水捌けも考慮する必要がある。

雑草を無くすために抜根作業を行ったのちにコンクリートを流し込みます。コンクリートを流し込むことで雑草がほとんど生えてこなくなるため、手入れは格段に楽になりますが、コンクリートは水を通さないため、水捌け対策を考える必要があります。コンクリートだけだと殺風景になりがちですが、タイルやビー玉などで見目を良くすることもできます。

透水コンクリート

透水コンクリート

効果

メリット

雑草がほとんど生えなくなり、雨の日も水溜りができなくなる。

費用

デメリット

DIYには向かないため評者への依頼が必要になり費用が嵩む。

コンクリートは通常雨水を通しませんが、雨水を地中へ浸水させる機能を持ったものを透水コンクリートと呼びます。雨の日でも水溜りができることがありませんが、砂利状の凹凸があるので砂や落ち葉などが溜まりやすい環境では施工に注意が必要です。透水コンクリートはネットで売られているので購入してDIYする事も可能ですが、地面を平面にならすための機械が必要になるためDIYには向きません。DIYに適した防草土・固まる土などもありますが、コンクリートと比べると柔らかいためひび割れたり表面が剥がれてしまう事もあります。

ウッドデッキ

ウッドデッキ

効果

メリット

日光が当たっていない場所は雑草が生えにくくなる。

費用

デメリット

下にコンクリートを流す場合は業者が必要なため費用が嵩む。

ウッドデッキで覆った場所は日光が遮られるため、雑草が生えにくくなります。ウッドデッキの下にコンクリートを使用するとさらに効果は高まり、雑草が生えてこなくなりますが、業者への依頼が必要になります。業者に依頼した場合は、雑草を無くすために抜根作業を行ったのちに地面をならし、型枠を作ったのちに土間コンクリートを流して上にウッドデッキを敷きます。BBQや子供やペットの遊び場として活用できます。

タイルデッキ

タイルデッキ

効果

メリット

雑草が生えにくくなり、見た目もおしゃれになる。

費用

デメリット

タイルを敷いただけでは隙間から雑草が生えてくることも。

タイルデッキで覆った場所は日光が遮られるため、雑草が生えにくくなります。しかし、タイルで覆っただけでは隙間から雑草が生えてくることがあります。タイルデッキの下にコンクリートを使用するとほとんど雑草が生えてこなくなりますが、業者への依頼が必要になります。タイルデッキは種類も豊富にあるためおしゃれな庭にしたい方に向いています。

天然芝・グランドカバー

天然芝・グランドカバー

費用

メリット

好きな植物でおしゃれな庭を作ることができる。

効果

デメリット

想像以上に成長して逆に管理が大変になることも。

芝生のように植物で地面を覆うことをグランドカバーと言います。グランドカバーに向いている植物は地面を這うように伸びていくため、雑草が繁殖するのを防止してくれます。好きな植物を選んで自分好みの庭にすることができるため、見た目にこだわりたい方におすすめです。ただし、グランドカバーは植物の繁殖力を利用して雑草の生育を抑制するため、逆にグランドカバーで使用した植物が繁殖しすぎて管理が大変になる事もあります。

雑草対策を行うメリット

1

雑草対策にかけていた
手間をなくせる

雑草対策を個人で行おうとすると、草刈りや草抜きなどが思い浮かぶと思いますが、腰を痛めたりする上に、仕事や家事で作業時間が取れない人もいます。雑草対策を行うことによって手入れを大幅に楽にすることができるようになります。

メリットイメージ

2

毎年かかっていた
草刈りの費用を節約できる

ネットで検索すると雑草問題に困った方のために草刈り業者がいますが、雑草を刈ってもその時はスッキリするだけで、少し経つとまた雑草が生えてきてしまいます。そうした繰り返しかかっていた費用を、防草工事にかけてしっかりと行うことで、毎年かかっていた費用を節約できるようになります。

メリットイメージ

3

庭や外構の
美観を維持ができる

雑草対策を行えば美しい庭のまま維持することができ、気兼ねなく友人を招いたり、庭でバーベキューをしたり、子供やペットと遊んだりなど、さまざまな用途で庭を利用することができます。

メリットイメージ

雑草を放置すると起こる弊害

1

雑草に害虫が大量に発生

湿気を好む害虫は多くいるため、雑草などが多く生え、風通しの悪い場所に集まってきます。また、雑草の葉の裏や茂みに虫が卵を生みつけ、繁殖してしまうこともあります。主に、アリ・シロアリ、ケムシ、カメムシ、ダニなどが挙げられます。

2

庭の管理不足によって隣人トラブルに発展

庭の管理をする上でよく耳にするのが隣人トラブルです。放置した雑草が隣家にまで及んでしまったり、そこで発生した虫が流れたり…トラブル回避のためにも庭の管理はきちんと行ってきましょう。

3

雑草の花粉による健康被害

カモガヤ・ハルガヤなどのイネ科や、ブタクサやヨモギなどのキク科の雑草には花粉があり、アレルギー症状が発生するとくしゃみや目の痒みなどが出てしまいます。特にイネ科の花粉症だと目の充血やアレルギー結膜炎の症状が出てしまうこともあるので注意が必要です。

対策に注意が必要な雑草

雑草の種類の中には地中に根を張っている雑草があり、生えている部分を処理しても、またすぐに地中にある根が成長して雑草が生えてきてしまいます。この種類の雑草を「地下茎」と言います。庭に地下茎がある場合は地中の細かい根までしっかり除草する必要があります。

代表的な地下茎の雑草

ヨモギ

ヨモギ

チガヤ

チガヤ

スギナ

スギナ

まとめ

雑草対策はDIYなど自分で行えば費用が抑えられますが、時間や体力を使う上に、やり方が正しくないと雑草がすぐに生えてきてしまいます。長期的に雑草を処理していくことを考えると自分で行うにも限界があります。また、雑草を放置すると家を害虫によって食い荒らされてしまったり、健康被害が発生してしまうなど、さまざまな弊害が起こる可能性がありますので、専門の業者に相談するのがおすすめです。

岐阜防草屋は、雑草対策を行う防草工事専門店です。雑草でお困りの方のために、周辺の環境も考えながら、庭の手入れを楽にするための最適な雑草対策のご提案をしています。詳しくは各工事のページにて説明しています。